遠浅の好奇心

海・湖などで、岸から遠く沖の方まで水が浅いこと。そういう所。

「Frequently Asked Questions」の略ということを知ったので間違えてFQAと言うことはもうないはずです

あれをこうやって、次はこうなって…

という段取りを考えていても、必ず何かしら抜けてしまうものだ。そのときになって焦って、「なんでこうなることが予想できなかったんだろう」とがっくりするものである。もちろん未来なんてコントロールできるものではないし、全部予想通りいったら気持ち悪い。何かしら抜けていて、でもどうにかなって、帳尻が合わさっていい感じに終わる、というのが普通だろう。

 

けっこうなイメトレをしたのに予想外なことが起こる、というのはなぜだろう。やっぱりイメトレはイメージでしかないのだ。自分の都合のいいように考えてしまう。イメージの世界では、どれもこれもスムーズに運んでいる。そういう筋書きの方が楽だから、アクシデントなんて想像できずに終わってしまうのだ。

 

段取りを考えるときにあらゆる状況を想定できる人は、単純に場数を踏んでいる人である。いろんな場面を想定しては裏切られ、その場で焦ってどうにかこうにかしてきた経験が、積み重なっているのだ。だから「あのときああいうことがあったから今回も危ないぞ」という予想をすることができるのである。

 

しょっぱなからすべてを想定できる人なんていない。失敗してなんぼ、ってなもんだ。トライ&エラー、試行錯誤、何度もやるのはしんどいなぁ。疲れるもの。でもそうやるしかないもんね。

 

自分にとってのFAQを作らないといけない。

でも作れるのは自分だけなのでした。

FAQを充実させればこっちの勝ちのはず。