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ってかさぁ。

この接続詞の続きはたいてい役に立たない。

なまえのないかいぶつ

さっきテレビをつけたらMXで浦沢直樹の『MONSTER』のアニメがやっていて、ちょこっと見た。

 

前に「浦沢直樹展」に行ったときに『MONSTER』を知って、原画とか見ちゃったからオチもストーリーもそこで知っちゃったわけだけど、とても深い、20世紀少年のように練り込まれてた話なんだなぁとふんわり思ったわけです。全部ちゃんと読んだわけじゃないからあれですが。

 

その中に『なまえのないかいぶつ』という絵本が出てくるんだけど、そしてこれもぼわっとしか話の流れを知らないんだけど、とても悲しいような、こころに残るような話で。

 

何を書きたいんだかわからなくなってきましたが、「自分」という存在を保つために様々な名前や肩書を得ようとたくさんのひとを襲ってしまう「かいぶつ」が絵本に出てくるんですが、人間てみんなそんなもんかなという気がしている。

 

最近自分はよく眠れないとかご飯があまり食べれないとか中途半端な体調不良に陥っているけれど、それももしかしたら「健康」を対価とした自己承認欲求なのかもしれず、「自分」を保つための「かいぶつ」として一手段を取ってしまっているのかと思うと、自分の存在価値とかなんだろうとか、なんて矮小な存在なんだろうとか、みじめな気持ちになりつつも、この思考パターンそのものが同情を買うために私の本能が戦略的に実行しているのではないかとか、裏に裏を読んでしまっていて、もはや自分がなんだかわからなくなっているわけです。

 

この状態こそ、まさに「なまえのないかいぶつ」ではないか。