遠浅の好奇心

海・湖などで、岸から遠く沖の方まで水が浅いこと。そういう所。

「モノは言いよう」も技術です

「文章を書く」ことは教えられても、「話す」スキルがなかなか教えられないなぁと。最近模索中。


「話す」という行為は客観的に見れないからです。

「自分が話している声」と「他人に聞かれている声」は違う、ということすらも、普段意識しにくい。留守電とか動画とか聞けばわかるけど、わざわざそんな機会、タレントじゃあるまいし。

 

「話す」という行為はもろに自己表現なので、ある程度の「プライド」みたいなものがあると思うんだよね。自分が言いたいことを「こうすれば伝わるだろう」と自分なりに考えて発信しているわけだから、否定されるのはつらいし、自分のやり方を曲げにくい。何か指摘されたとしても、「でも自分は自分なりに根拠を持ってやっているんだ」って無意識下に信じていると思うんだよね。話す、という行為に関しては。

 

ただ、それは自分が思っている「イメージ」なわけで、他人から見える「話している私」というのとは全然かけ離れているわけで。


まずそこの認識をすることからなのかなーと思いました。とりあえず録画とか録音とかやってみよう。


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ほぼ日のトップページには糸井さんのエッセイ「今日のダーリン」が毎日更新されるのですが、今日のは格別にいいなぁ。バックナンバーとか見れないので、今日のうちにみなさんぜひ御覧ください。明日のAM11時まで見れます(平日は11時に更新されるので)。


シンプルなことばでシンプルなことを言う、というのは、誰にでもできそうでめちゃくちゃ難しいことよ。たいてい、複雑な熟語を使ったりやたらと長い文章を書いたりすると、それだけで「いいこと言ってるぽい」感じするから。言葉をそぎ落とすというのは難しい。


「人から魔法に見えるようなことは、魔法じゃなくて技術さ。」

 

私の話術(?)も技術です。

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