ウルトラスーパーガチやべぇ
最近やたらと「プレミアム」という言葉を聞く。プレミアムフライデーもそうだけれど、特に食べ物がそうだ。お酒も高級志向、お菓子もオトナの味。深夜バスも高級バスが登場した。
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SWITCHの特集「ほぼ糸井重里」の号に、バルミューダの寺尾社長と糸井さんの対談がある。そこでバルミューダの炊飯器について語られているけれど、寺尾さんが「徹底的に米の雑味取りをして、絶対に余計な味がしないようにしました」「誰と食べるか、どこで食べるか、いつ食べるか、それだけなんですよ。」と言っていて、世のプレミアム志向と真逆だなーと。
どうやったらおいしくなるか?ではなく、おいしくするのはあくまで私たちだという発想。日常生活の「ちょっといい」生活という底上げをするには、他人の言うプレミアムに頼っていてはいけないのだと感じた次第です。それはツールでしかないのだ。
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こんなにみんな高級志向し続けてたら、そのうち
「本格・極(きわみ) 〜PREMIUM〜」
とかプレミアムのインフレ起きそう。スーパーサイヤ人が4までいってしまったがゆえに最終的に猿人みたいになるのを思い出した。ラーメン屋の元祖も日本中にあるんですからね。
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水曜日のカンパネラを最近よく聞く。
『一休さん』という曲の
とんち利かせて → とんちき騒ぎさ
の言葉遊びは痺れたわー