遠浅の好奇心

海・湖などで、岸から遠く沖の方まで水が浅いこと。そういう所。

アルチンボルド展で野菜食べないとなと思った

アルチンボルド展に行くんだ」と言うとほぼ全員に「なにそれ?」と言われたので「絶対見たことあるから!」と画面を見せて「あ~知ってる!」というのを3人くらいやりました。見たことあるでしょ、野菜でできた顔!

arcimboldo2017.jp


バベルの塔」展に引き続き、ちょっとキモ面白い系でした。神聖ローマ帝国(懐かしい響き笑)が世界中の動植物を集めて教養に力を入れ始めたところだったので、アルチンボルドはそこで知った知識も含めて作品を作っていたようです。にしてもすんごい繊細!野菜とか動物とか植物を組み合わせて人間を作っているのに、無駄なスペースとか「ここ隙間空いてない?」みたいなのが一切ないのね。


影響を受けた後発の作家が同じようなものを作った、ということでその作品も展示されていたけれど、目のところが不自然だったり強引に要素をくっつけてたりと不自然になってて。余計に「アルチンボルドすげー」となりました。

 

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このところ暑くて溶けそうで、この土日はサボテンの引っ越し(植え替え)くらいしかしてない。根っこについた土を落として、爪の間に土が詰まるなんて子供のころ以来な感じがしました。引っ越し先にちゃんとなじむか、ママ心配です。


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「モノより思い出」と言いますが。最近写真とか日記とかが全部データ上に存在していて、「九州の大雨でPCぶっ壊れた人は大事な写真とかも戻せないのかな」と思いました。東日本大震災で写真(アナログなほう)を復活させるボランティアもあったけれど、「モノより思い出」と言ってモノとして残さなくなっていった思い出は、果たして本当にずっと残しておけるものなのか?人間は忘れる生き物ですからね。インターネットがずっと何十年も私のデータを取っておいてくれるかなんてわからないし、物理的なアルバムのほうが自分で管理しているし確実なんじゃないか…なんて最近思っています。


「モノに宿っている思い出」のほうが、最強?写真ピックアップして焼いておこうかな…「思い出保険」とか、出ちゃうのかしら。

 

やさいつながりで。

 

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