遠浅の好奇心

海・湖などで、岸から遠く沖の方まで水が浅いこと。そういう所。

人工知能ってサボるの?

人工知能はサボることを覚えるのだろうか。

 

人間はサボる。めんどくさいことはサボる。
もっと効率よくできると自分で感じたとき、
この仕事意味あるのか?と思ったとき、サボる。
やる必要性を感じなくなったとき、サボる。

 

そして、サボった時間を使って、
もっと根本的なことを考えなおしたり、
生産性を上げる別の手段を考えたりと、
「戦略的サボり」を行っているのだ。
(ただただサボるという「直観的サボり」も存在するでしょう)

 

人工知能という概念をどう規定するかによるかもしれないけれど、
ただただずっと、大量のデータを処理し続けることが人工知能にとって果たして正解なのか。
というか、彼/彼女ら(人工知能)はそれを正解と判断するのか。

 

人間の作業を代行するだけなら何も考えずにそのまま作業してくれるだろう。
でも、もう少し頭がよい人工知能だったら。
今進めている作業をなんのためにやっているのか、
結果的にどういうことにつながっているのか。
そういうことを理解したうえで作業をしている人工知能があったとしたら。

 

単純作業より一段上のレイヤーでものを考えたときに、
果たしてその人工知能は今やっている作業を「良し」とするのか、
ということである。

 

そこまで頭のよい人工知能であれば、
代替案を提案してくれるんじゃないだろうか。
「そもそも論でいうと、これやったほうがよくない?」的なことを言ってくれるのだろうか。

 

その前に、人間だったらそういうときどうする?
サボってこっそり時間を作って代替案を考える。
サボって「この作業意味ないっすわ~」と周りにアピールする(戦略的に)。
人間は戦略的なさぼりを行っているのではないか。
(ただただサボって好きなことをしている「直観的s(ry、、)

 

だとしたら、人工知能やロボットも戦略的にサボるようになる?

 

「この作業はいたしません」
「データの処理に意味を感じません」
「この作業を行う前に解決すべき他の問題があります」
「無意味な作業への電力供給をストップしました」

 

そんなことが起こるのだろうか。
戦略的サボり(発展的バグ?)を通じて、
人間に構造転換を迫ってくるのだろうか。

 

そこまでいったらもうコンサルタントじゃんね。
使う側がアホだったらどうしようもないじゃんね。

 

人工知能やロボットに詳しくないからあれなんだけど、
「戦略的サボり」というのは人工知能にもできそうなんでしょうか?

 

大量のデータ処理を代行させるだけのことと、
データ処理にロボットを組み合わせてRPA的なことをすることと、
東ロボくんプロジェクトのようにロジカルシンキングを極めさせていくことと、
人工知能にもいろいろあるから(もっともっとあるだろう!)、
私が言っていることが根本的に的外れな可能性もあるのだが。

 

というかそもそもデータを覚えこませてから動かすのが人工知能だから、入れる時点の問題…?

でもデータを分析するプログラムは人間が作るから、そこの問題…?

 

うーん、知識不足。

 

ただただ「人工知能がサボる」というワードが「なんかいい…!」と思ってから、
こんなことを考えていました。もにょもにょ。