遠浅の好奇心

海・湖などで、岸から遠く沖の方まで水が浅いこと。そういう所。

design_anatomyっていうURLがかっこいい

六本木でやっている「デザインの解剖展」に行ってきました。

www.2121designsight.jp

 

13時くらいだったと思うけれど、いやぁ混んでました。チケット購入列できてたし、人が多くてあまりじっくりは見れず…

 

「解剖」がテーマなので、とても詳細な説明文。チョコレートの歴史から包装紙の成分までびっしり。時間が無い人用に「ここだけ見れば大丈夫!」という親切なメッセージもありました笑

 

時間が許せば全部じっくり見たかったけど、ちょっと人が多くて断念。子供もいっぱいいたり、普段アートとかはそんなに見なさそうな(と言ったら失礼か)大学生カップルみたいな感じの若い人もいっぱいいました。そのためいわゆる「美術館」よりもいい意味でざわざわ感。全体をさらーっと見た。

 

きのこの山」のオブジェとかフォトスポットが若い人にわかりやすく刺さったね。あの写真の拡散だけでけっこうな集客になってるんじゃないでしょうか。

 

にしても「写ルンです」の解剖とか、リカちゃん人形の頭とか、観点が面白かった。よくよく見たことがなかったものを深く知ることができてよかったです。写ルンですの構造は、リサイクルされることを考えて分解・組み立てがしやすいようにY軸・Z軸で垂直な構造で云々、というのがとても合理的で感動。

 

そもそもの商品開発コンセプト、ロゴ、成分、包装のコンセプト、などなどどんどん内側へ迫っていく。順番に展示してある通りに見ていくと構造がわかるようになっていて、いい展示だなと思いました。ちょっと混雑してきて、順番どおりに見れなくて混乱してる人がちょこちょこいたのが残念。

 

きのこの山」のロゴの「の」のサイズがちょっと違う!とかのこだわりが知れてよかった。明治ブルガリアヨーグルトのメロディの工夫とか。作った人もきっとうれしいだろうな。

 

とりあえずmeijiのPRにめちゃくちゃなっているw 「きのこの山」買って帰った人多いんじゃないかな笑 グリコのポッキーの日が迫っているのでいいタイミングで対抗要素できたかもね。

 

会場から出たらもっと行列ができていてびっくりしました…この前は上野の国立博物館に行ったけれど、明らかな年齢層の差にもびっくり笑

 

でも自分は上野の雰囲気のほうがアカデミックで好きかなー。なんとなく話題性が強い気がして、六本木は。

 

次はラスコー展に行きたいぞう。

特別展「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」