遠浅の好奇心

海・湖などで、岸から遠く沖の方まで水が浅いこと。そういう所。

新年度ですし自動敬語翻訳機能をGoogleさん作ってください

カレンダーを買ってきてと頼まれた。

カレンダーが売れるのは年末年始。今頃カレンダーを買うのも珍しい。カレンダーは文具売り場の端の方へ追いやられ、ものによっては半額まで値引きされていた。

そりゃそうだ、1年の四分の一が終わってしまったのだから、12枚のうち3枚はいらないのです。過去なのです。月日が経つのは早い。

とはいえ縮小されたカレンダーコーナーも頑張っているもので、新年度「4月はじまり!」と、でかでかとした売り文句に彩られた新商品が細々と並んでいました。なんとか胸を張って立ち上がっているような、そんな印象を受けました。4月はじまりのカレンダーがあることを初めて知った。

 

 

新年度です。異動する人もいるでしょう。入学する人もいるでしょう。

駅には「●●大学 ご入学おめでとうございます!」と書かれた予備校のポスターが貼り出されていて、この大学を受験して落ちた学生はどんな気持ちで見るんだろうと、合格大前提であるポスターの残酷さに思いを馳せました。かといって「来年も一緒に頑張ろう!」なんて書くわけにもいかないし。そっとしておくということでしょうか。

 

 

書くことがないんです。平和な証拠でしょうか。

 

 

ブログをだらだら毎日書いているのは、やっぱり書くのが好きなんでしょうね。

でもどう~~~~にもビジネス的な日本語がへたくそ。

「~させていただきます」「~させていただければ幸いです」「~いたします」「~はいかがでしょうか」etc.etc...謙譲しすぎてわけわからん。「その言い方はちょっと…」という指摘を受けて修正すると、今度は敬語に集中しすぎて、メールで一番言いたいことが何なのかわからなくなってしまう。回りくどくなりすぎて「で結局何?」状態になってしまう。

もうチャットで仕事したい。メッセで仕事したい。既読マークつけてほしい。いちいち「承知しました」ってめんどくさい。

日本語ってなんでこんなに回りくどいんだろうね~~~。

 

特に自分は無意識に失礼な言い回しをしたり、偉そうな書きっぷりをしたりしてしまうようで、よく注意されます。自分で気づかないというのが怖い。指摘されても「別にそんなに失礼じゃないと思うんだけど」としっくりこないことも多くて、余計に怖い。この状態でここまで生きてこれたというのに、今更気づけと言われても無理がある(あきらめ)。社会人になって●回目の新年度を迎えても、メールの言い回しがいつまでも上達しません。もう無理かしら。あーあ。

 

Google翻訳がこれだけ進歩したんだから、自動敬語翻訳機能とかできないものかね。書きたいことを入力すると、ビジネスマナーに則った文面が完成するっていう。あったら絶対使うわ。無駄なことに頭使わなくていいもの!でも日本でしか需要がなさそうだから、そんなサービス生まれないかしら。

 

新年度だから気持ちを新たに、ってほどの変化はなかったのですが、少しは成長を実感したいものです。カレンダーをめくった分だけ何か積もっていくものかしらね。

 

 

ブログの1記事内で「です・ます調」と「言い切り調」がごった煮になっている時点で、日本語を扱う意識が低いのかもしれない。てやんでぇ。