遠浅の好奇心

海・湖などで、岸から遠く沖の方まで水が浅いこと。そういう所。

かさぶたよ、早く治ってくれ、見栄えが悪い。

平成が終わろうというときに、駅の階段で転んで脛に擦り傷を作りました。

一昨日くらいの話です。ホームへの階段を降りているときに、右足が突っかかって2段ほどダダッと落ちかけました。咄嗟に手すりに掴まったので転げ落ちはしませんでしたが、右足の脛には打撲と擦り傷で悲しい傷跡ができています。痛い。数日してから気づいたのですが、変な踏ん張り方をしたせいか、左足の親指の付け根も痛いです。ひねったのかな。通りがかりの人に「大丈夫ですか!」と心配されるという、けっこう目立つコケ方をしました。人の少ない駅だからまだよかった。

春らしい靴を履きたいと思って鮮やかな黄緑色のパンプスを履いていました。その靴が少し緩かった。中敷きを入れてみたけど緩かった。パカパカした靴は危ないですね。おしゃれは我慢との闘いとも言いますが、ケガはダメよ、怪我は。

 

大人になってから、「転ぶ」ということをしなくなったなと思います。理由は簡単で、走らないからです。

子供は休み時間になるたびにグラウンドで走り回ったり、教室でも走り回ったり、放課後には公園で走り回ったり、とにかく走ってる。駆け回ってる。そりゃ転びもしますし、膝小僧をすりむいたりもします。

大人は走らない。習慣として運動している人は別ですが、しゃべりながら無我夢中で走るとか、安全より楽しさを優先した運動とかしないでしょう、いい歳して。だから転んだときのダメージが大きい。心理的なダメージが大きい。恥ずかしいというより、「いい年して転んで怪我をする」という事実の強さ。体力の低下、反射神経の鈍り、かさぶたの回復の遅さ、そういうものを突き付けられているようで、つらいです。老いを感じる。

 

別に今回転んだことでどうしようもなく落ち込んでいるわけではないですが、久々に派手に転んだなぁとしみじみ考えてしまったのでした。もう少し普段から運動しないと、咄嗟の反応ができなくなりそうだ。

書くことがないので短めに。