遠浅の好奇心

海・湖などで、岸から遠く沖の方まで水が浅いこと。そういう所。

夏の昼の夢

5月半ばからほとんど更新していなかったにも関わらず、6月以降ブログへのアクセス数が増えている。前はアクセスなしの日もあったのに、平均して一日あたり5~10アクセスくらいはあったようで、約一か月の間ちっとも更新しなかったのに毎日チェックしてくれている人がいたのかしら、と少し嬉しく感じる。

 

もし私のブログが誰かのブックマークに入っていたり、はたまたブックマークバーなんて常に見えるところに置かれているとしたら、それだけでもとても素敵なことだ。感謝せねばならん。

 

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めまいがして体が重くて、早めに家に帰った。

泥のように体が重くて、空気の通りが悪い我が家で蒸されながらずぶずぶと眠った。

スライドショーのような夢を見たせいで、あまり長い昼寝ではなかったがいろんな経験をしたように感じる。

要するによい眠りではなかったということ。

 

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夢すら見ずに深く深く眠りたいと思っているときほど、夢に遮られるように思う。ミッションインポッシブルみたいな激しいアクションを夢の中でさせられたり、急に足場がなくなって落ちていく驚きで「はっ」と目が覚めたり、そんなことしばしばだ。

 

「夢は記憶を整理している」なんて説も聞いたことがあるけれど、そんな作業は殊の外静かに進めてほしい。

 

夜に見る夢の脈絡の無さはなんなのか。いつか見た夢で、なぜか爆撃がありシェルターに避難することになり、爆撃後一緒に避難していた男が「俺はもう後遺症が現れているから早く離れろ…」と必死に私に呼びかけるも、その後遺症がどう見てもただの「蚊に刺され」だった、なんてことがあった。

 

もしこれが「記憶の整理」の賜物だとしたら、いったいどんな整理が施されたというのか。

 

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平安時代の貴族は「夢に異性が出てきたら、その人に好かれている」と信じていたらしい。だから「私の夢に会いに来て」なんて歌も詠まれてたとかなんとか。

 

不確定だからこそ、思いを託したくなるのか。

 

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現実に直面したくない。

そんなわがままは夢の中でしか通用しないのか。

明日はくらくらしない朝を迎えたいです。現実が待っているので。