遠浅の好奇心

海・湖などで、岸から遠く沖の方まで水が浅いこと。そういう所。

毒とるマンボウ逡巡期

毒を吐いてるのか、毒を飲んでるのか、毒に浸ってるのか、なんだかいろんな毒に触れた一日だった気がする。

 

私のいる場所はどうにも「清廉潔白」ではいられないわけで、なんとなくキナ臭くて泥臭くて嘘くさい世界です。そんな中でもなんとかやっていかないといけないのだな、と本当に実感した一日でした。まだまだわかっていなかったということだ。

 

「毒をもって毒を制す」ではないけれど、世の中は大部分が嘘やハッタリで回っているのだ。水面下はどろどろとした濁流が流れているのだ。

 

そのどろどろした流れを好きにはなれないけれど、ある程度は乗り切っていけるくらいのスキルは身につけないと、本当に毒にやられてしまう。身を守るためにも毒を身につけないといけないんだと気づいた。それは悪意に満ちた毒じゃない、言っておくけど。

 

「毒蛇の毒の使い方は『咬みついて、離れる』が基本」だそうです。

※参考:世界の毒蛇|毒ヘビの生態大研究

 

蛇が毒を持ったのも、手足がなくて「相手に巻きつく」という接近戦しかできない、それがリスキーで不利だから、なわけで。

私たちが知らず知らずのうちに毎日使ったり使われたりしている毒もある意味はしょうがないのかもしれない。

 

でも、使い方をちゃんと教えてほしい。

蛇が獲物を捕らえるのは弱肉強食の自然の定めだけれど、人間に噛みついたらそれって「人間側は迷惑」「蛇側は骨折り損」なわけで。

 

「噛みついて、離れる」。

「離れる=待つ、考える」もセットなのか。

そこをもっと教えてほしいなぁ。身につけろって話なのか。

 

毒に支えられた清廉潔白は、毒があるからこそ「清廉潔白」なんですね。

輝かしい世界のおどろおどろしいことよ。

でもまだ私はこの世界にアレルギーしてる。