遠浅の好奇心

海・湖などで、岸から遠く沖の方まで水が浅いこと。そういう所。

オリンピックを動画配信してほしいぞ

半年くらいほったらかしてしまったのですが、またブログ再開しようと思います。この流れもう3回くらいやってるんですが、まぁよいとしようじゃないかー

 

というかたった半年前くらいなのに過去エントリが全部厨二に見えてつらいwww

なんというか、「人に見せるぞ!」感がすごくて、カッコつけてる感じがw

 

facebookにもよく長文を書いているんですが、そこはやっぱり「見てる人がだいたい自分の知り合いだし」っていうリラックス感が文面に出るというか。今後はもう少しふつうに書きます。多少読みにくくてもいいや。

 

そのくせ毎日誰かがこのブログにアクセスしてるんだけどいったいどこから流入していたんだろうか笑

 

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オリンピック熱い!メダルおめでとう!

競泳の萩野選手も瀬戸選手も、柔道の高藤選手も近藤選手も、みんな若くてびっくりです。21~23歳くらいよね。すごい。怪我をおしての銅メダル、ウエイトリフティング三宅選手もすごいです。うひぃー

 

開幕に合わせてアテネ五輪の男子体操団体の名シーンを動画で振り返っていたけど、あのときのキャプテン米田選手も26歳だったのね。若い~。その若さで日本の重圧を背負うというのは、想像できませんなぁ。

 

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というか、こんなにたくさんの種目をいろんな会場で同時進行していて、でも国によって放映権を抑えている種目はバラバラだから見れる競技も変わってきていて、「そんならIOCyoutubeライブ配信とかすりゃええやんけ」とか思ったんだけど。そうはいかないようで。

 

放映権の仕組みを知らないので調べたのですが(といってもwikipedia見たくらいだぜ!)、日本の場合はNHKと民放が共同制作する「ジャパンコンソーシアム」という放送機構を介して放映権を買い取ってるようです(FIFAワールドカップとかも同じ仕組みらしい)。オリンピックの放映権は年々うなぎ上りで今年のジャパンコンソーシアムが前回のソチ五輪と今年のリオ五輪にかけたお値段なんと合わせて360億円。

 

360億円…

 

でもって、2018年の冬季ピョンチャン、2020年の東京、2022年冬季北京、2024年のどこか、この四大会分の放映権も交渉済みだそうで、全部で1100億円だそうです。

NHKのお知らせ

http://www9.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/pdf/20140619.pdf

 

え?

 

いやそんなお値段をね…世界中の国がかけておりましたらね…そりゃあ無料で動画配信なんてやってくれないよね…

 

ジャパンコンソーシアム - Wikipedia

↑今までにかかったお金も全部載ってるぞ

 

スポンサーとかもすごいお金かかってんだろうなーとは思っていたけど、放映権ビジネスはとんでもねぇなと思いました。だからお国ごとに人気のある競技が選ばれて放送されるわけで、小さな国とかはそもそもあんまり放送されないわけっすね、権利を買えない、と。台湾とかは日本のBSが見れるらしいからみんなそこチェックしてるみたい。

 

アメリカのメジャーリーグスーパーボウルの時期とかぶらないようにしてるのも、アメリカじゃそっちの方が視聴率取れちゃうからIOCにお金払ってくれないからーとかなのかね。しぶしぶずらすというか。

 

仕事がらそういうところも気になっちゃうのでした。ボランティアだけで大きなイベントはできるはずもなく、資金も時間も人手も含めて莫大なコストがかかるわけですよね。ちゃんとその「コスト回収」もできるようにしないと、運営を続けていくことはできないわけです。

 

でもこれだけネットの世界が発達してfacebookでもライブ配信とかできちゃう時代なのに、放映権ビジネスがずっと続くか?というと難しいんじゃなかろうか~。観客とかがまさにスマホでライブ配信とかやっちゃってたら取り締まるの?さすがに全部はチェックしきれないし、スマホ取り上げるわけにもいかないし。

 

そもそもTVとCMと放映権というビジネスの体系が今の実情と合わなくなってきているわけで、オリンピックのような大型イベントのたびにこのひずみが「ズシン」とダメージ与えてくるんじゃないかと思います。

 

東京オリンピックの頃はどうなっているのかな。

たった4年、されど4年。

4年前なんて確かスマホを使い始めたばっかりだったぞ!

 

変化が激しい時代ですこと。