遠浅の好奇心

海・湖などで、岸から遠く沖の方まで水が浅いこと。そういう所。

薄いと濃いの間、長いと短いの間が「やや長めのweb特集記事」だと思うんですね

吉祥寺に用があったので、ついでに井の頭公園をぶらつきました。冬の水辺って清々しい気分になる気がします。

池の端っこに神田川の源流を見つけたので、小さな橋の上から写真を撮る。そういやほぼ日の企画でやってたわ。こんな細い川が何本にも分かれて大きくなって海まで行くって改めてすごいな。進化して分かれて広がっていく生き物の系図が思い浮かんだのは、個人的教養世界史ブームのせいです。

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指南役さんという人のTV分析の連載がすごく面白くて。同じく指南役さんの72時間ホンネテレビの記事もそうですが、『異邦人』のコラムなんてドラマティックでドキュメンタリーかよと。末尾の締めくくりが俯瞰的だけどタイトルに帰ってくる感じが!!そんな締め方しちゃうのってな!!
reminder.top
social-trend.jp

…とはいえ連載全部は読んでないです。twitterで更新のお知らせがあって気が向いたら読んでるくらい。でも1記事3ページ以上がデフォで、ネットニュースよりは長い。でも読める。

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ニュースと本(書籍)の間に、「やや長めのweb特集記事」がじわじわ存在感出してるなと感じます。

ほぼ日の読み物は3〜12回くらい、NewsPicks特集記事も3〜10、長いものは15回とか。一回のインタビューを分けて書いてるものもあれば、1つのテーマに対して寄稿、体験レポ、インタビュー、対談など回ごとに中身を変えるものも。

最近ブロックチェーンを知ろうと思ったときにちょうどよかったのがNewsPicksの連載。
newspicks.com
私はエンジニアではないから技術的内容に興味はないけれど、なぜこんなに話題になってるか、何がどうすごいのか、概論は知りたい。そうすると短いネットニュースだとよくわからないし、本だと縁遠くて手が出ない。そのときに多角的にまとまってたNewsPicksの特集はちょうどよいのでした。

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少し角度を変えまして。
noteというブログのようなサービスがあって、一時期けっこう話題になりました。100円とか有料記事も公開できてユニークだね、という感じだったのですが、「思ったより来なかったかな?」と最近思っていたものの。一部ではずっと有効活用されているようです。ZOZOSUITの記事でシェアした最所あさみさん、かっぴーさん、ホリエモンさんしかり、業界内で知見があって表現力が高い人はメルマガ的に使っている。そこでオフ会やイベントもあったり。コミュニティみたいになってたのかーと気づきました。来なかったとか言ってすんません。

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ホンネテレビの指南役さんの記事にもありましたが、「SNSで気づいてから自分で調べてコンテンツにたどりつく」という情報摂取ルートが増えています。twitterは高校生とかもまだけっこう使ってるみたいだし。マスというかマクロ発信(受信)とミクロ発信(受信)のバランスを取って、軸足を寄せすぎないようにしないとまずいなと感じたこの頃。速報のあり方も難しいですね。ZOZOSUITのときは前澤さん自身がツイートしてんだもんな。